麻酔について

 当院で手術を受けるほとんどの方が全身麻酔で手術を受けています。麻酔は大きく分けて全身麻酔と区域麻酔(背中からの硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔、ブロック注射など)がありますが、頚部の手術は一般的に全身麻酔で行われます。麻酔科医は全身麻酔をかけて手術中の循環・呼吸管理を行うことで、安全に手術が行われるように努めています。

全身麻酔について
 全身麻酔は点滴からの静脈麻酔薬で調節していきます。最近の静脈麻酔薬はとても調節性が良くなっています。手術室に入室して、鼻と口に酸素マスクを当てたらすぐに眠り、手術が終わったら自然と目が覚めるようにしていきます。眠っている間は人工呼吸が必要になるので、呼吸のための管を口から挿入しています。管を挿入する際や、麻酔から目が覚めるときに歯をくいしばることにより、グラグラした歯が折れたり欠けたりすることがあります。また、人工呼吸の管は声を出す声帯の間に通しますが、頚部の手術の後は喉の違和感がなくなるのにしばらく時間がかかることがあります。

お願い
 全身麻酔を受けるにあたって、より安全性を高めるために手術が決定したら禁煙をお願いしています。また、かかりつけの病院から喘息の治療を受けている方は、内服や吸入などの治療をきちんと続けて喘息が落ち着いた状態で手術を受けることが大切になります。

もっと詳しいことを知りたい方は、下記リンクをご参照下さい。

日本麻酔科学会ホームページ